【ひとりごと投稿】自己肯定感を高める。について

こんにちは!家庭教師Lupinustのブログをご覧いただきありがとうございます。
いつもは勉強法などをご紹介しているこのブログですが
今日は私が最近強く感じることを気ままに書いてみたいと思います。
今後もこのようなブログを更新する?かも?しれない?予定です。(しないかもしれません)

目次

自己肯定感を高めると学習にもいい影響がある

近年よく耳にしますよね。
何を隠そう、私も数年前まではこの考えで指導をしていました。
『前向きに頑張れた方がいい』『自己肯定感を高めるとなんでも挑戦したい気持ちになる』
こういった考えをもとに『褒める』『良いところをフィードバックする』
その他もろもろ色々な教授法や生徒さんとの接し方を心がけてきました。
その中で最近は
『果たして本当に自己肯定感を高めることが学習に対してプラスに働いているのか?』
という点について懐疑的になってきたので、現時点での私の見解を記しておきたいと思います。

自己肯定感を高めることの思わぬ落とし穴

このメリットを挙げればキリがないです。
まず、挑戦することに積極的になれるし、失敗しても立ち直り早く、
『次はできるかも』とどんどん行動できればそれはとても素晴らしいことです。
保護者、教育者の理想であり、そうあって欲しいものです。・・・
しかし実際は自己肯定感を高められるよう指導すると今度は、
『このくらいできればいいや』
『このくらいできれば十分でしょ!』

と諦めたり、失敗しても現状に満足する、
もう少しで本当はできるはずだったことができなくなってしまう現象が起こりました。

つまり高みを目指そうと挑戦したり、足りない部分を補おうとするなどの
本来目的としていることと全く逆のことが起こってしまったのです。

自己肯定感が低い人の成長

では今度は自己肯定感の低い人の場合を見てみましょう。
『自分は何をやってもダメだ』と何も行動を起こさない人も、もちろんいると思いますが、
私の経験上では、だからこそどうにか頑張ろうとする生徒さんが実は少なくありませんでした。
彼らの心理は
『自分は人より劣っているからやらないといけない』
『人に負けたくないから頑張らなきゃいけない』
『失敗の理由は自分がうまくできないからだ』
と決してポジティブな理由ではありませんでした。
保護者からも教育者からも、もちろんこういった姿を見ることはとても辛いものです。
しかし、こういった心理を持っていても驚くべき成長を遂げる生徒さんもいます。
むしろこちらの方が結果を生むことが多いのではと感じるくらいです。

はたして本当に自己肯定感が高いことが学習にとってプラスなのか

自己肯定感が高いことはもちろん素晴らしいことです。
強い自信がある人だけしか入れない世界もおそらくあります。
しかし、自己肯定感が高かろうが低かろうが、結局は
その先の努力に、行動に、反省に、改善に繋げられた人こそが結果を生むのだと気づきました。
自己肯定感が高くても、『行動』に繋げられなかった人は最終的に、結果を出すことはできません。
自己肯定感が低くても、『行動』することをやめなかった人であれば成功を掴み取ることは十分に可能です。
さらに言えば、自分の肌感覚としては、むしろ自己肯定感が低い人の方が成功する確率が高かったのです。

それでも自信は必要

ここまで自己肯定感のことを書いてきましたが、
私はどちらかというと『自信』は必要だと思います。
ここでいう自信とは
『頑張ると決めた自分との約束をどれだけ守ったか』
のことを指したいと思います。
自信は結果が生むのではありません。努力の副産物として生まれるものだと思っています。
どれだけの時間を、日々を目標のために費やし、
本気で考え、できない辛さを乗り越え、
『ここまでにこれをできるようになる』と目標を決め
それを忠実に守った人にだけ与えられるご褒美みたいなものです。
いわば自分への信頼なんですよね。自信は結果じゃないんです。
しかし、それだけの努力を続ければ、かなり難しい課題でない限り、
結果は自ずとついてくる場合がほとんどです。
でもそれが自信の発生源ではないのです。

指導としてできること

じゃあその境地へ行くにはどうしたらいいのか
これは実際、努力する才能みたいなところも多く関係します。
けれどできることは確実にあります。

賢いお子さんは
結果を褒められ続けているとだんだんとそれが当たり前になったり、
『本当に思っているのかな?』と疑心暗鬼になってしまうことが少なくありません。
努力の伴わない結果を褒めることが最大のタブーです。
おそらくその後の行動に良くない影響があると感じます。
(やらなくてもできると過信してしまうなど・・・)
だから、結果が出たら一緒に喜び、そして驚く。
でも結果は褒めません。

本当に褒めるべきは目標に至るまでの道のりでどれだけ頑張れたか
目標に到達するためにどう考えたか、これだけです。
そうしなければ、褒められるためだけに行動するようになるか、
もしくは結果が出なければ、『すべて無駄だ』という0か100しかない思考に陥ってしまいがちです。

そうなると次の挑戦は見込めませんし、失敗により手に入れたたくさんのヒントも
ただのゴミのようになってしまうのです。

自己肯定感とはなんなのか

では最後に自己肯定感が本当に学習においてプラスなのかをまとめたいと思います。

結論、自己肯定感が高かろうと低かろうと学習において結果は変わらない、
本当に結果に必要なのは『行動』だということ

そして、この自己肯定感が学習の効果を高めるのではなく、
努力したことで、行動したことで、たくさん挑戦し、たくさん失敗して
それでも立ち上がり、継続し続けた人に結果として生まれるのが
この自己肯定感なのだと思うのです。

「今の自分」を過度に肯定するのではなく、「成長し続ける自分」を信じること。
それが、人生をより豊かにする一番の近道かもしれません。

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