偏差値の見方、理解していますか?

みなさんこんにちは。鹿児島市で個人のオンライン家庭教師をしている宮下です。

『いきなりですが、偏差値って何かわかる?』
この質問に完璧に答えられた生徒さんは今のところ0人です。
以前このブログでも偏差値の算出方法や考え方については解説をしました。

今回はさらに深掘りして、どう使うのか、そこから算出する現状の立ち位置について書いていきたいと思います!

目次

偏差値って何だったっけ?

偏差値とは簡単に言えば、平均からの距離です。
あなたは今までにテストで、点数は同じなのに偏差値が違ったことありませんか?例えば、『数学も英語も70点だったけど、数学の偏差値は50、英語の偏差値は55だった。』のような現象です。

偏差値とは、平均を50とし、それよりも高い場合は平均よりも得点が高く、それよりも低い場合は平均よりも得点が低いということです。

つまり、このような場合、数学は70点が平均であり、英語は平均点はもう少し下で平均点よりは少し良かった。
ということがわかるものでした。

詳しくはこちらのブログをチェックしていただければさらによくわかるかと思います。

偏差値って何?見方や計算方法を解説!

偏差値から見る上位からの割合

偏差値は50がちょうど平均であるということは分かりましたね。
では偏差値を5刻みで見た時に、だいたいどのくらいの割合で100人中何位までがその偏差値になるのかを見てみましょう。

偏差値上位からの割合1000人中のおよその順位
800.13%1位/1000人
750.62%6位以上/1000人
702.28%22位以上/1000人
656.68%66位以上/1000人
6015.87%150位以上/1000人
5530.85%300位以上/1000人
5050%500位以上/1000人
4569.15%690位以上/1000人
4084.13%840位以上/1000人
3593.32%930位以上/1000人
3097.72%970位以上/1000人
偏差値ごとの上位からの割合

このような分布になります。例えば、偏差値70以上を狙うとしたら、1000人中22位以内に入らなければいけないということです。

偏差値を使って賢く分析しよう

偏差値と上位からの割合の相関がわかったら、今度は自分の志望校に当てはめます。
志望校を検索して出てくるのが、偏差値ですよね。
その数値というのは、試験を受けた人全体の中で上位何%以上が合格しているのかということがわかるわけです。
例えば、偏差値70の高校なら試験を受けた人の上位2.28%が合格しているということです。

自分の志望校の偏差値がわかったら今度は模試の結果と照らし合わせてみましょう。
・自分の偏差値は今どれくらいなのか
・5教科で偏差値が足りていない教科は何か
を確認すれば、どの教科を重点的に伸ばしていけばいいのかが見えてきますね。
※模試によって点数のばらつきや問題との相性など様々な条件により、入試本番との結果とは異なる場合もありますので、あくまで一つの目安としてお考えください。

まとめ

①偏差値はちょうど平均が50

②偏差値ごとに上位からの割合が決まっている

③偏差値を使って自分の志望校と照らし合わせて分析しよう!

でした。本日もお読みいただきありがとうございました。




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