こんにちは、鹿児島市で個人のオンライン家庭教師をしています、宮下です。
今日はやる気についてのお話です。
「次のテストこそ早めに対策をするぞ!」と意気込んだ中間テストから
早1ヶ月半。
あの時決意したのに、ついだらだらしてしまっている!という人に送る、
「自分のやる気は自分で作れる」というお話です!
やる気が出ない原因は?
やる気が出ない人は、「やる金が出なくなる原因」があるかもしれません。
例えば、
部活でヘトヘトに疲れているといった、身体的理由
友達と喧嘩して、そのことばかり考えてしまっている精神的理由
勉強する場所に漫画やテレビ、パソコンやスマートフォンなどが常にあり、集中できない環境的理由などなど。
まずはこの原因を探ることが最優先です。
やる気が出ない原因を探れたら、解決するには何が必要か考えてみましょう。
例えば身体的理由でやる気が出ない場合は
・休む時間も予定の中に組み込む
・思い切って何もしない日を作る
・睡眠、食事を決まった時間十分に取る
など、体の疲れが取れる方法を考える必要があります。
精神的理由が原因でやる気が出ない場合は
・原因になっていることを意識して考えない時間を作る
・テレビ、携帯など、疲れる原因から自分を遠ざける
など、刺激から身を守る方法を考える必要があります。
環境的理由でやる気が出ない場合は
・勉強する場所には必要なものしか置かない
・勉強する場所と休憩する場所を完全に分ける
など、場所を整える必要があります。
環境を整えることについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
やる気が出ない原因がわかったら次はやる気を作るプロセスです。
やる気は作れる:成功したときの自分を思い描く
今考えている目標や夢が、叶ったらどんな気持ちになりますか?
そのときの自分は輝いていますか?
志望校合格!
目標点達成!
などなど、
目標は立てているけど、何をどこからどうしたらいいかわからない・・・
目標は達成したいけど、特に何もしていない・・・
という人は実はゴールという目的地が決まっていないのです。
努力していればそのうち目標が叶うというのは嘘ではありませんが、
必ず成功するということはありません。
その努力の先に目標達成する道がなければ確実に成功させることは難しいし、
さらに恐ろしいことに、努力の方向、大きさ、方法が合っていない場合もよくあることです。
引き寄せの法則などもありますが、あれは実は
『ゴールを決めて、そこまでの経路を理解し、その道を試行錯誤しながら進むことができる人』
という科学的にも証明された仕組みがあります。
そのため、自分が目標を達成したときの状況や気持ちが想像できない人は
まず、そこをできるだけ具体的に想像することから始めましょう。
志望校に合格したら、この学食でお昼を食べて、部活は何部に入って放課後は・・・
などなど、よりリアルに。
成功させたい、目標達成したい、という気持ちを再確認して、明確なゴール設定をしましょう。
やる気は作れる:成功のために必要なことを書き出す
成功したときのゴールを具体的に想像することができたら、
そこに近づくために必要なことを書き出していきます。
例えば、定期テストで得点を取りたいのであれば、
・テスト範囲の〇〇と△△のワークを2回やる
・苦手な⬜︎⬜︎は早めに対策する
など、必要なことをどんどん書き出していきます。
書き出せたら、次は期日を決めます。いつまでにやるのかを決めます。
そこまで決まったら後はカレンダーに落とし込みます。
1日に勉強できる時間とやるべきことと期日を確認しながら計画を立てます。
必要なこと→期日→スケジュールを決めるの順番です。
やる気は作れる:絶対に毎日できる目標を淡々とこなす
上でスケジュールを決めたら、後は淡々と実行していくだけなのですが、
実際はここからが難しいですよね。
どんなに完璧な計画書を作ったとしても、行動しなければ、ただの紙と一緒です。
行動しやすいように1日の初めの勉強は確実に毎日できるものを設定することが大切です。
言い換えれば、
短い時間で簡単に終わらせることができる勉強にする。ということです。
例えば、毎日長文の英語の問題を2つこなす。とかだと、多くの人が挫折してしまいますが、
一日10個英単語を覚える。だったらどうでしょう?
おそらく、多くの人が後者の方が継続しやすいですよね。
10個が多いなら、5個など調整してもいいと思います。
自分は別に英語長文何個でも読める という人には必要のない過程ですが、
なかなかやる気が出ない
やり始めると集中できるタイプの人には効果的な方法なので、
最初のきっかけを継続しやすいところまでレベルを下げることをお勧めします。
まとめ
①やる気が出ない原因を知る
②成功したときの自分を想像する(ゴール設定)
③成功のために必要なことを書き出す(成功への材料作り)
④絶対毎日できる目標を淡々とこなす(継続のためのきっかけ作り)