偏差値って何?見方や計算方法を解説!

みなさん、こんにちは!鹿児島市で個人の家庭教師をしています宮下です。

中学三年生はそろそろ実力テストが返されて、期末テストへ向けて意気込んでいるとこかと思いますが、本日は成績表についてくる偏差値について解説していこうと思います!

目次

①まずそもそも偏差値とは?

偏差値とはなんでしょう?

偏差値とは”あなたの成績を正確に読み取るための数値”です。

これはテストを受けた人たちの中で、自分がどのくらいの位置にいるのかを点数よりも正確に知ることができます。志望校選び、受験勉強にも生かせる内容なので、しっかり使い方をマスターしましょう!

②偏差値は平均からの距離

偏差値は50を基準として、どの程度平均と差があるかを表した数値なのです。
平均点ぴったりであれば偏差値は50になります。
例えば、ある数学のテストでは点数が90点だったとしましょう。
言うまでもなく高得点ですよね。
しかし、偏差値は50であった場合、90点が平均点。
テスト自体があまり難しくなかったということです。
偏差値50より高ければ平均以上、50は平均、50に満たなければ平均よりも低いということなのです。

③偏差値の計算方法

あまり必要ないかもしれませんが、計算方法は以下の通りです。

  1. 平均点を求める
  2. 平均点との差を求める
  3. 上で調べた平均点との差を二乗する
  4. 分散を求める→全員の平均点との差を二乗した数を足して人数で割る。この時数値が大きければ大きいほど全員の点数にばらつきがある。数値が小さければ小さいほど点数にはばらつきがないので、みんな同じくらいの点数ということ。
  5. 標準偏差を求める→上で求めた分散にルートをかけます。
  6. 自分の点数と平均点との差を求めて10をかけて標準偏差で割る
  7. 6.の数字に50を足すと偏差値が出る

という形で偏差値はでます。あまり、自分で計算する機会はないかと思いますが、このような計算で出すことが分かっていれば、大切なのは点数や順位ではない、ということが理解できると思います。

④点数や順位よりも大切なこと

例えば、あるテストで、一位の人が100点、二位は70点、その他の3人は60点だったとします。この時の結果を見比べてみましょう。

一位 100点 偏差値70
二位  60点 偏差値49
三位  50点×3人 偏差値44
平均点・・・62点

一位はさておき、二位の人に注目してみましょう。順位は二位!得点も6割!すばらしいですね。しかし、偏差値は驚きの49。実は順位は高くても平均よりも低い点数をとってしまったのです。順位や点数よりも大切なのは、偏差値。その意味がわかりましたね?

⑤まとめ

テストの結果が帰ってきたら点数や順位に一喜一憂する気持ち、とてもわかります。
実際に私もそうでした。しかし、大切なのは偏差値!今日もコツコツ積み上げていきましょう。

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