みなさんこんにちは。
鹿児島市在住のオンライン家庭教師の宮下です。
いきなりですが、みなさんは学校が終わった後の平日の使い方、どうしていますか?
『勉強しなきゃ行けないのは分かってるけど、部活もあるし、やりたいこともある・・・』
という人には特に考えてほしい、時間の使い方についてご紹介します。
帰宅後
学校から帰宅して、勉強ができる状態になったら、
まずは学校の宿題に取り掛かりましょう。
学校によって量は違いますが、宿題はなるべく早く終わらせましょう。
宿題を提出しない。もしくは遅れることがあると、成績、高校への内申点に大きく響きます。
(言わずもがな・・・)
そのため期限内に提出することは死守してほしいのですが、
宿題を終わらせることにあまり時間をかけないでほしいなと言うのが本音です。
たとえば、宿題でわからないところやできなかったところがあったとしましょう。
そこにこそ時間をかけてほしいです。
だから、終わらせるのは早めに、できないところをできるようにするために時間を多く使えるようにしましょう。
お風呂・ご飯
宿題が終わったら休憩がてらお風呂やご飯の時間にするのがおすすめです。
これも人によるのですが、一気に終わらせたい!と言う人は先にお風呂やご飯を済ませておくのが
おすすめですが、私は勉強と勉強の間に挟むのが好きです。理由は
・暗記ものなど、ある程度時間が経っても覚えているかチェックできるから
・長時間の集中力がないから
一つ目は、暗記ものをした後、覚えているかすぐチェックしても、もちろん覚えていることが多く、
時間が少し経ってからチェックしたほうが、頭に残っているか、残っていないか確認ができると感じるためです。
二つ目は長時間集中しないといけない環境にいると、だんだんと集中力の質が下がってきているように感じるためです。適度に休憩をとって、脳を休めたり、家族とのコミュニケーションの時間にします。
ただし、ここではまだやりたいことをやるのは我慢・・!
その日の教科の復習
ご飯とお風呂や家族とのコミュニケーションの時間が終わったら、
勉強の再開です!
まずは当日あった教科の復習から始めましょう。
塾や家庭教師などで宿題が出ている場合はこちらに取り組むようにしましょう。
学校ではできていたり、理解できた!と思っていても、
時間が経ってから試してみると意外と忘れていたりする物です。
この時間に確実なものにするようにしましょう。具体的には
・授業で解いた練習問題を何も見ずに解き直し
・授業中によくわからなかったところ、流してしまったところを調べる(言葉の意味や前の学年で出てきて忘れてしまったことなど)
・その日勉強した部分のワークを解いてみる
です。学校はほぼ毎日あるので、毎日新しい知識が入ってきます。
その日の疑問はその日のうちに解決しておかなければ、後々大変なことになります。
翌日の予習
その日あった教科の復習が終わったら、もう少し頑張って、予習も終わらせましょう。
予習、といっても『完璧に理解するまでやりましょう。』と言うつもりはありません。具体的にどんなことをするかというと、
・英語:新しい単語の意味調べと本文で和訳できるところは済ませておく
(単語調べは絶対しておいた方が、頭に内容が入ります!)
・数学:次のページの基本例題に挑戦して、どこでつまづいたか記録を残しておく
・理科:次の授業部分のワークを読んで、問題に出やすいところはどこか予想しておく
・社会:教科書を読み、流れを頭に入れたり、資料(写真、絵、地図)を見て理解を深めておく
・国語:古文は古語調べ、現代文は段落ごとの話題をまとめる
など、予習では自分の疑問を見つけることが大切です。授業を受けるにあたり、知識0で挑むよりも、
知っていた方がいいことや、先に疑問を見つけておくと、
授業中にその疑問を解決することができるので、記憶に残りやすく、理解もしやすいです。
寝る前は暗記を
ここまでやるとだいぶ脳も疲れてきていると思いますが、もうひと踏ん張り!
寝る前に暗記をすると、翌日記憶に残りやすいという論文が発表されているなど、
実は寝る前の時間が暗記にとってはグッドタイミングです。
これは寝ている間に脳が記憶を整理してくれるため、直掩に取り込んだ内容の優先度が高くなるとかならないとか・・・
とにかく、寝る前、勉強で疲れた脳をストレッチするような感覚で、最後は暗記で締めくくりましょう。具体的には
・漢字(読み、書き)
・古文単語
・英単語
・英語の熟語
・社会の一問一答
・理科の一問一答
などです。
テスト→答え合わせ→書きや読みの練習→テスト→答え合わせ→間違えたものだけもう一度練習→テスト・・・
を繰り返して満点が取れたらその日の学習を終えましょう。
就寝はできれば23:30くらいまでに!
暗記まで終わったら、翌日の授業の準備をして就寝しましょう。
暗記の後に好きなことをしたり自由時間をとって、脳や体を休めてください。
小・中学生は成長期の真っ只中です。
自分では寝たくなくても、成長ホルモンの関係で眠たくなってしまうもの。
それが夜であればいいですが、お昼の授業中に寝てしまっては本末転倒です。
できれば23:00~23:30までの間に眠れるとベストです。
22:00~2:00までは成長ホルモンが最も活発な時間とも言われています。
睡眠時間もしっかり摂るようにしましょう。
勉強の習慣化のコツと大切なこと
勉強が習慣づいていない人は、『すでに習慣づいていることとセット』にしてみましょう。
たとえば、歯磨きやお風呂、夜ご飯は、『やらなきゃ・・・』と思わなくてもできる人が多いですよね。
そういった、『当たり前にできること』の前後に勉強をするように決めてやると、習慣になりやすいです。
試してみてくださいね。
また、勉強は『〇〇時間やった!』と言うより、『今日何ができるようになったか』
と言うことに重きを置いてやることが必要です。
量より質という言葉がありますが、勉強ができるようになるためには必然的に量も増えるので、
量も質も。これが正しいと思います。
毎日できることを一つでも多くするために、練習もたくさん重ねて、目標達成に向けて日頃こそ大切に頑張りましょう。